親への結婚挨拶:プロポーズ前か後か、どちらがベスト?

親への結婚挨拶:プロポーズ前か後か、どちらがベスト?のイメージ

お付き合いから結婚への過程で避けては通れないのが、両家の両親への挨拶。
実際にこれから結婚を考えている方にとって、どのようなタイミングで行うべきか気になるところです。
プロポーズの前にご挨拶に伺うべきでしょうか? それともプロポーズの後のほうがいいのでしょうか?
今回は結婚を決意し、両親に挨拶をするタイミングについて紹介していきます。


挨拶のタイミングはプロポーズの前か後か?

傾向として多いのは「お互いの両親への挨拶はプロポーズの後」というケースです。
お互いに結婚の意思を固めた後、結婚の意志があることを自分の親に報告し、後日また挨拶の日取りをまとめて結婚の挨拶をするという流れが多いようです。

一方、プロポーズより前に両親への挨拶をするという方ももちろんいます。
プロポーズよりも前に両親に挨拶をする場合、「責任を持って付き合っている」「前向きに結婚を考えて付き合っている」ことを伝えることができます。プロポーズ前であることから、長期的、計画的に考えられているという点で、親を安心させられるというメリットがあります。
また、両親と良好な関係を築きやすい上に、結婚に関する相談ができるようになるため今後の進展もしやすく不安も小さくなるでしょう。

唐突に結婚を宣言するのも避けるべき?
ある日突然、娘・息子が男性・女性を連れてきて「この人と結婚します」と言っても、両親は驚いてしまって素直に受け止めることは難しいかもしれません。なかには「親の許可もなく勝手なことを」と怒られてしまう恐れもあります。
可能な限り人間関係は円満にしておきたいもの。ですから、そうしたトラブルを避けるためにも、男性側も女性側も「現在結婚を考えているパートナーがいる」という情報自体は匂わせておくほうがいいでしょう。
また、正式に結婚の報告ではなくても、単純に「現在のパートナーである」と顔見せをしておくのも良いかもしれません。


お見合いの場合は?

和室
またお見合い結婚の場合はこの限りではありません。
お見合い結婚の場合は先に両親と顔合わせを済ませて、お互いの両親の合意が取れてから、では結婚しましょう。となることもしばしばあるようです。


何%の人がご両親への挨拶を先にしているの?

両親
実際に結婚した方が受けたアンケートでは、次のような結果があります。

『親への挨拶(紹介)を行ったタイミングは』 
・プロポーズよりも前にした:30%
・プロポーズの後にした:50%
・そもそもプロポーズや紹介をしていない:20%

このアンケートにおける「挨拶」とはパートナーを単純に「パートナーとして紹介した」だけのケースも含まれていますから、プロポーズの前に「この人と結婚します」と伝えたケースは30%よりももっと少ないと思われます。

親への挨拶をプロポーズ前に済ませるのか、後にするのか。状況や人間関係の問題もあるのでこれが正解という決まりはありませんが、いずれにせよ、いつかは行うべきものであり、最低限の礼儀です。
疎かにしてしまうと、話がこじれて後々面倒な話になってしまいますから、お互いにとって一番良い形で話を展開出来るように、ベストな方法を検討してみてください。