婚約指輪の定番「ダイヤモンド」を上手に選ぶには

婚約指輪の定番「ダイヤモンド」を上手に選ぶにはのイメージ

婚約指輪の定番デザインといえば「ダイヤモンド」がついているものですよね。
最近では、婚約指輪とのバランスを見て結婚指輪にもダイヤモンドがあしらったものを選ぶ方が増えています。
とはいえダイヤモンドはとても高価な宝石ですから、きちんと予算や相場などを考えながら購入することが大切です。
ダイヤモンドを上手に選ぶためにも、ダイヤモンドの値段を決める要素や、購入の際に重視するポイントなどは知っておくと良いかもしれません。

 

ダイヤモンドの値段の中身とは?

複数のダイヤモンド

 

美しく輝く「ダイヤモンド」は高価だというイメージを誰もが抱いているものですが、高価なものといってもその値段はさまざま。
頑張れば手が届くものから、セレブなどが身に着けるものまでたくさんの種類があります。
もちろん、ダイヤモンドの重量や色などにもよってグレードが変わり、グレードが上がれば上がるほど高額になっていくのですが、実はダイヤモンドの金額はそれだけでは決まりません。

 

ブランド力

誰もが知っている世界的に有名なブランドは、その知名度とブランド力によって惹かれる方も多いかと思いますが、ネームバリューが値段に加味されるので、お値段はとても高価。
広告料やロゴ代などがダイヤモンドの値段に加えられてしまうのです。
そのため、有名ブランドと国内ブランドのダイヤモンドを比べると、同じ値段でも大きさが全然違うということがあります。
誰もが知っているデザイン、ブランドロゴにはどうしても憧れがありますが、予算内の中で本当にいいダイヤモンドを購入したいときには、外見よりも中身をきちんと重視することが大切です。

 

ダイヤモンドの流通経路

どのような流通経由なのかということが同じグレードのダイヤモンドでも金額が異なる要因になります。
ブランドで販売しているダイヤモンドを直接ダイヤモンドのマーケットからブランドが仕入れているのか、それとも商社や卸売業者から買い付けているのかによって、中間コストが変わってきます。たくさんの人の手を渡ったダイヤモンドは、値段が上昇してしまうのです。
一方、ダイヤモンドの仕入れから加工、製造、販売まですべてを自社で行っているブライダルジュエリーショップであれば、中間のコストを省くことができるので、高品質なダイヤモンドを他よりも手頃な価格で手に入れることができるのです。
また、原産国や輸入元を明かしていることも安心できるポイントとなります。

 

 

 

 

ダイヤモンドを選ぶ際に重視するのは「4C」

 

ダイヤモンドを選ぶ際に重要なのは「4C」と呼ばれる評価基準とその輝きです。
4Cとは「カラット(重量)」「クラリティー(透明度)」「カラー(色)」「カット(研磨)」というダイヤモンドの形や重さに関する基準です。これによってダイヤモンドの品質や値段が変動します。(ダイヤモンドの価値を決める「4C」とリングデザインの種類
この4Cは、ダイヤモンド購入によって欠かせない要素。どれが1番大切になるかというのは人それぞれの価値観によって異なるので、実際お店にお伺いして店員さんの話を聞き、自分にとって最も魅力的なダイヤモンドを探しましょう。

 

ダイヤモンドの輝きも重要!品質評価「サリネ・ライト」

ダイヤモンドの大切な要素として輝きが挙げられます。これは4Cでは判断することが出来ません。

とくに輝きに特化して鑑定をしている「サリネ・ライト」というものがあります。
ダイヤモンドの「明るさ」「分散光」「煌めき」「光の対称性」の4つの基準で測定して、総合的な評価を決めるのです。
サリネ・ライトで鑑定されたダイヤモンドは、より優れた輝きが保証されます。

 

 

将来を見据えた選び方を

ダイヤモンドの指輪

 

ダイヤモンドの指輪は10年後も20年後も30年後もずっと愛用していくものです。今は「小ぶりなデザインの可愛い指輪が素敵」と思っていても、年齢と共に好みや似合うデザインは変わっていくもの。
一生お気に入りでいるためにも、将来を見据えたダイヤモンド選びをしましょう。
あまりに小ぶりなものよりも、少し大きめのダイヤモンドのほうが長く愛用するのには飽きが来ずにいつまでも特別感を味わうことができます。
また、指輪のリフォームやリメイクをするときにも、存在感のある大きめのダイヤモンドのほうがいろいろなデザインから選ぶことができます。

 

ダイヤモンドの購入をする機会は一生にそう何度もあることではありません。妥協や後悔なく選ぶためにも、今回ご紹介したことをぜひ参考にしてみてください。