王道プロポーズ「箱パカ」を成功させるには

王道プロポーズ「箱パカ」を成功させるにはのイメージ

プロポーズの失敗談としてありがちなものに、「プロポーズしたつもりが、相手にプロポーズだと伝わらなかった」というケースがあります。照れくささなどからつい曖昧な伝え方やちょっと捻った言い方をしてしまって、プロポーズだと彼女に気づかれずスルーされたり、ダメ出しをされたりしたという男性は意外と多いようです。ちょっぴり照れくさくても、やはりプロポーズは王道が一番。そして王道のプロポーズといえば「箱パカ」でしょう。ここでは、箱パカでのプロポーズを成功させるためのポイントをお伝えします。

 

「箱パカ」とは?

「箱パカ」というのは文字通り、箱をパカっと開いてプロポーズする方法のことを言います。婚約指輪の入ったリングケースを開いて差し出して「結婚しよう」という、映画やドラマなどでおなじみのプロポーズ方法ですね。
目の前でリングケースを開いて差し出されれば、それは女性にとって疑う余地もなくプロポーズされたということ。だからこそ感動するし、一生に一度プロポーズのときぐらい、そんなふうに映画のヒロインのような気持ちを味わいたいと思っている女性は多いのです。

 

箱パカは失敗も多い!?

箱パカは王道で女性に喜ばれやすいプロポーズ演出であることは確かなのですが、実現にはいろいろと難しい問題があります。
例えば、指輪のサイズの問題。彼女の指にぴったりと合う指輪のサイズを知らなければ、婚約指輪を用意することができません。小さすぎて指にはめることすらできなかったり、逆にぶかぶかすぎて回ってしまったりでは台無しです。そこまで大幅なサイズ違いではないにせよ、婚約指輪は安い買い物ではないので、微妙にサイズが合っていないというのも残念な結果だといえるでしょう。
また、サイズはぴったりだとしても、リングのデザインや素材が彼女の好みから大きくはずれていてはがっかりさせてしまうかもしれません。

 

彼女の好みや指輪のサイズ、事前リサーチが重要!

婚約指輪をサプライズで用意しておいて箱パカプロポーズするのであれば、サイズや彼女の好みなどをあらかじめ入念にリサーチして準備するのが大切です。「あらかじめ指輪のサイズや好みを訊いたのでは、プロポーズするつもりなのが伝わってサプライズにならないのでは?」と思われるかもしれません。しかし、王道のプロポーズなのですから、彼女もあらかじめ心の準備ができている状態ぐらいが理想的だとは思いませんか? サプライズにこだわりすぎるよりも、しっかりとプロポーズを成功させることを考えましょう。

 

婚約指輪はプロポーズ後にふたりで……それでも「箱パカ」するなら

男性に抱きつく女性のイメージ

 

あらかじめ彼女の指のサイズや好みをしっかりと把握できる自信がないという方には、正式な婚約指輪以外のもので箱パカするという方法もおすすめです。
指輪以外の、例えばピアスやネックレス、ブレスレットなどといったアクセサリーをジュエリーボックスに入れておいて、それを開いて差し出してプロポーズするのです。この場合は、「指輪はふたりで一緒に買いに行こうね」と言葉を添えれば彼女も安心してくれるでしょう。
また、先にダイヤモンドを選んで購入しておいて、サイズを調整できるプロポーズリングに仮留めして箱パカできるような方法や、ダイヤモンドだけ先に購入しておき、ダイヤモンドと10本のバラがセットされた箱(ローズボックス)で箱パカ。後日二人でリングを選ぶといった方法もあります。どちらも、プロポーズ後に正式な婚約指輪を彼女と一緒に作りにいけるので失敗がありません。

箱パカプロポーズを成功させたいなら、こうしたものを上手に利用してみてはいかがでしょうか。